NATRUE認証は、その化粧品が可能な限りナチュラルであることを保証します

  • ナチュラルおよびオーガニックな成分が配合されています。
  • 許可されている製造段階での制限が守られています。
  • 環境にやさしい製造方法がとられています。
  • 合成香料および合成色素は配合されていません。
  • 石油系原料(パラフィン、PEG、プロピル系、アルキル系、その他の石油誘導体等)は含まれていません。
  • シリコンオイルやその誘導体は含まれていません。
  • 遺伝子組み換え植物あるいは有機体からの原料は含まれていません(EU の有機農法規格による)。
  • 製品や植物性成分には放射線処理が施されていません。
  • 動物実験は行われていません。

3つの認証クオリティについて

NATRUEの認証マークは、次の3つの認証クオリティを示します。

  • 自然化粧品


    最大のナチュラルさを保証します。 また、このクオリティはNATRUEの基盤です。 配合して良い成分や、どのような加工が認められているか(加工段階回数の制限など)が定められています。 また製品グループ毎に、自然原料は定められた量以上を配合しなければならないこと、また準自然原料の配合限度を定めています。
  • オーガニックな原料を含む自然化粧品


    配合されている自然原料*のうち70%以上がオーガニック(有機栽培もしくは検査された野生採集)でなければなりません。 自然化粧品との違いは、より高い自然原料の配合量、そしてより低い準自然原料の配合量の規定です。
  • オーガニック化粧品


    配合されている自然原料*のうち95%以上がオーガニック(有機栽培もしくは検査された野生採集)でなければなりません。 また自然原料は更に多く、準自然原料は更に少なく配合しなければならないと定められています。 *場合によっては準自然原料を指すこともあります

3つの原料区分について

配合が認められている原料は次の3つに分けられます。他の原料の配合は認められません。

  • 自然原料


    文字通り、自然界から直接得られる原料を指します。 原料を得るには物理的な方法(たとえば種子をプレスしてオイルを得ること)が認められています。 有機栽培原料も自然原料の一部です。
  • 準自然原料


    化学処理が施された自然原料を指しますが、認められている化学的処理法は限られています。 準自然原料は、特定の機能を持つ自然原料がない場合に限って配合が認められる原料です。 例として、自然原料だけでは必要とされる洗浄効果を得ることはできない、洗浄剤が挙げられます。
  • 自然同一原料 (「ナチュラルアイデンティカル」である合成原料)


    自然界に存在しますが、化学的に製造された原料を指します。 この自然同一原料は防腐剤とミネラル物質としてのみ配合が認められていて、さらに自然界において必要とされる量が充分に無く、および/もしくは要望に適う品質のものが得られない場合という条件がつきます。

より具体的なNATRUE認証基準(日本語版)は下記のウェブサイトからダウンロードしてご覧いただけます。
http://www.natrue.org/information-for/manufacturers/natrue-criteria/